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椎間板ヘルニアとは、背骨の関節部にあるクッションの役目をするゼラチン様物質(椎間板)が飛び出して、近くにある脊髄または周辺神経を、軽度の場合は圧迫することによる痛み、重度の場合は損傷による麻痺が起こる病気(脊髄疾患)です。

軽度の場合、その症状は痛みだけなので、まず疑うべきは椎間板ヘルニアよりも関節疾患(肘・膝・股関節等の関節炎および脱臼および形成不全)でしょう。 結構、関節症持ちの犬は多いので、一度、病院で調べておくと安心できるかと思います。 関節疾患に詳しい獣医師であれば、触診だけで判定できる場合が多いです。

重度の場合、脚の麻痺なので、中枢神経(脊髄か脳)の障害が強く疑われます。 麻痺に加えて眼振(眼球振盪)があるなら、脳疾患でしょう。 いずれにしても、本当に椎間板ヘルニアかどうかを確定診断するには、全身麻酔下で精密な画像検査するしかありません。

椎間板ヘルニアには、麻酔をしないで行う神経学的検査から、症状の重症度によって分類するグレード表があります。

5-1 胸腰部椎間板ヘルニアの症状胸腰椎椎間板ヘルニアの症状 胸椎椎間板ヘルニアの症状 腰椎椎間板ヘルニアの症状

  1. 腰が左右に揺れ、よたよた歩く。

  2. 背中を丸めて歩く(背中を丸める姿勢は背骨への負担を軽減するため)。

  3. 元気がなく、首をうなだれて歩く。

  4. ひとりで遊んでいる時に、勝手にキャンと鳴くことがある。

  5. 体(特に背中や首)を撫でると、ピタッと動きを止めたり、キャンと鳴くことがある。

  6. 抱こうとすると、キャンと鳴いたり、うなって怒る。

  7. 散歩の途中でうずくまる(歩かなくなる)。

  8. ソファや階段などの昇り降りが軽快にできなくなった。

  9. 寒くもないのに、体を丸め小刻みに震わせながら、ケージから出て来ない。

    健康な犬は室温5℃でも寒がることはありません。 犬がブルブル震えるのは、寒さのためではなく、痛みや体調不良が原因である場合が圧倒的に多いです。

5-1 頚部椎間板ヘルニアの症状頚椎椎間板ヘルニアの症状

  1. 首をうなだれて、背中を丸めて歩く。

  2. 頸部痛のために、頭を上に上げられず、「上目遣い」になる。

  3. 頸部痛のために、亀のように首をすくめて動かない。

  4. 散歩中に、リードを引っ張ると、首に負担がかかり痛がる。 ※首に負担がかかる首輪をハーネスに変える。

  5. 首の周りに触れると、鳴いたり怒ったりする。

椎間板ヘルニアをいち早く察知するには!!

まず仰向けに寝そべり、お腹の上に犬を乗せます。 そして、首からお尻までの背骨を3本の指で撫でてみてください。 この時、犬が背中を振り返ったり、動きが止まったり、キャンと鳴かないか確認します。 異常がなければ、今度は親指で軽く指圧してみてください。 これを日頃のスキンシップとして行うと、ヘルニアをいち早く発見することができます。