犬の車椅子・製作販売 ワンホイール One Wheel

破折(はせつ)と咬耗(こうもう)

犬の大好物と言えば、骨! ほっとけば、いつまでもガリガリムシャムシャ。 実は犬の歯は、それほど丈夫ではありません。 歯の表面を硬い材質で保護しているエナメル質は、小型犬の場合、なんと0.2~0.5mm程度しかありません(人間は1~3mm)。

歯が折れたり、割れたりすることを破折と言いますが、頻繁に硬い物(牛馬のひづめや拳骨など)を噛んでいると、このエナメル質がすり減る(咬耗)ため、歯が脆くなり、破折しやすくなります。

硬い物を噛んでいて圧倒的に多く破折が起こる歯は、上顎第4前臼歯で、歯の表面がはがれるように欠けます。 これを平板破折と言います。

また、硬いフリスビーやテニスボール、木片を投げてキャッチさせる遊びでも、当たり所が悪ければ、よく犬歯が破折することもあります。

破折は、しばしば歯髄露出を招くため、重大な治療が必要になります。

噛み噛み遊びは、ほどほどに!!


比較的軟らかい木綿製ロープやゴムボール。 特に子犬期はしょっちゅう噛んで遊んでいます。
確かに噛み遊びは、唾液の分泌量が増え、歯磨き効果もあります。

しかし、歯磨き(効果のある噛み遊び)を1時間以上するのは、人間同様、エナメル質の磨耗につながり、良くありません。 おもちゃを四六時中遊べる環境に置いておくのは避け、散歩や運動など、他のストレス発散方法も与えてあげることが大切です。

一度、愛犬の「上顎第4前臼歯」と「犬歯」をよく見て、咬耗(磨耗)してないか確かめてください。